Vectorworksの「フィレットツール」の使い方。図形や線の交点を角Rに変える。

Vectorworksの「フィレットツール」の使い方。図形や線の交点を角Rに変える。

本日もNavynotEをお読み頂き、ありがとうございます。NavY(@neibiiii)です。

Vectorworksで図形や線の交点を角Rに変える「フィレットツール」の使い方についてご紹介致します。

※こちらの記事では、Vectorworks2018年度版 Windows用を使用しています。





角Rに変える「フィレットツール」の使い方

「基本ツール」から「フィレットツール」をクリックします。角丸になっているアイコンです。

クリックするとツールバーにフィレットツールの設定関係が表示されます。

「標準モード」、「分割モード」、「トリミングモード」の3つのモードがあります。今回はトリミングモードをメインにご紹介致します。

モードの隣にある「フィレット半径」の部分は数値を入力することで、角Rの大きさを決めることが出来ます。今回はフィレット半径を30と記入してみます。

それでは、トリミングモードでこの図形の左下の角をRにしていきたいと思います。

まずフィレットツールを選択し、角Rにしたい部分の辺をクリックします。まずは1箇所目。

続いて2箇所目をクリック。2箇所目をクリックする際に1箇所目のクリックした点から軌跡の線が延びます。角Rにしたい部分で三角形を作るような感じと考えて頂くと良いかなと思います。

すると図形の角がこんな感じのRに変わります。

フィレット半径を30として設定していたので、角はR30になっています。寸法は分かり易いように追記しました。

「分割モード」で作成した場合

モードを変えて、「分割モード」で作成した場合はこんな感じに30の角Rが出来ます。角のところに線が残っていますが、、

動かしてみると線は分割されていています。ちょうど角Rにした部分で図形が分割されます。

「標準モード」で作成した場合

モードを変えて、「標準モード」で作成場合です。

角の部分を動かすとこんな感じになります。

元図は残されて、角Rの円弧ができます。

まとめ

というわけで、Vectorworksで図形や線の交点を角Rにする「フィレットツール」の使い方についてご紹介をさせて頂きました。モードには「標準モード」、「分割モード」、「トリミングモード」の3のモードがありますが、個人的にはトリミングモードが一番使い易く、よく使っています。

フィレットツールを使う場面はそれぞれだと思いますが、僕は家具や棚板の角Rにする際に使うことが多いです。

操作も簡単なので、覚えておくと良い機能かなと思います。