腕時計は常日頃、時間を見るのに欠かせないものですが、今では時間の確認を携帯電話で済ませる人も多くいると思います。
僕も昔は腕時計を身に着けていませんでしたが、時計好きの人から「時計の良さとはなんたるものか」を聞いたのをきっかけに欲しくなり、色々探すようになりました。
当時たまたま、取引先のお客さんがつけていた時計が、イタリアの時計メーカーのパネライだったのですが、そこで出会ったのがきっかけで購入をしました。
今回は、その出会って購入してから、5年愛用し続けている僕の相棒の腕時計についてご紹介をしたいと思います。
イタリア海軍向けダイバーズウォッチ
1960年に設立されたイタリアの腕時計メーカーでオフィチーネ・パネライ(略称:パネライ)の「パネライ ルミノール マリーナ 1950 3デイズ オートマティック」という時計。
イタリア海軍潜水部隊用時計の製作依頼を受けて作った、イタリア海軍向けダイバーズウォッチという歴史があります。
ただデザインだけではなく、歴史あるストーリーというところも惹かれたポイントです。
大きなリューズカバー
パネライのデザインの特徴は、やはりその大きなリューズカバー。これは当時、防水機能を上げる為にリューズを押さえるレバーを取り付けることによって、リューズの密閉度を上げた経緯があり、それが今パネライらしい、ごついデザインとして残っています。
時計は全体的に凄くシンプルなんですけど、「このどでかリューズがパネライだ!」っていうくらい一番特徴がある部分だと思います。
パネライは大きい時計が多いですが、買ったのは38mmと一般的に近いサイズです。
僕の手首は細い方なので、あまり大きすぎない一般的時計サイズが良かったのと、これから一生物として使うことを考えたら、やっぱり飽きのない無難なサイズ感良いんじゃないかなと思って、この38mmというサイズにしました。
スーツなどを来た際にシャツの中に隠すこともできるので、色んなシチュエーションでも使いやすいサイズ感だと思います。
日常の動きで時が刻まれる自動巻き
自動巻きというもので、中が振り子のようになっています。
腕につけて生活しているだけで、中の半月の金物の振り子が動き、それによりゼンマイを巻き上げられ、時計が動き続けてくれます。
腕に数日つけていないと、巻き上げがなくなって止まってしまうので、基本外出時は常に身に着けているようにしています。これが自動巻きの面倒なところであり、良さであります。
面倒なんですけど、常に着けていることで、モノへの愛着が湧く理由のひとつなんだと思っています。
この外したときにしか見れない時計の裏側も、電波時計とは違う自動巻き時計の魅力で、この機械的な作りがカッコよくて凄く気に入っています。
パネライという時計ブランドは、知らない人が多いです。自慢したいと思っている方には向いていないです。ほんとうに自分が好きな時計として愛用する目的として買うのが良いと思います。
かれこれ、5年つかっていますが、実際にパネライ時計を会った人って、今まで10人程しかお会いしたことないです。会った人とは気づくと、希少なパネライ仲間として盛り上がれたりします。
購入したお店について
僕が買ったのは、新品ではなく中古なのですが、中古時計屋では、結構有名どころの「かめ吉」という中野ブロードウェイにあるお店で購入しました。
中野ブロードウェイの中の中古時計屋さんは、そこだけ物凄く綺麗な内装で、周りのお店に対して異質な感じでした。その上、凄い人気で人が多かったのを覚えています。
試着させて貰うのにも、人数待ちでかなり時間かかりましたが、それだけ人気のお店なら安心だと思いました。当時は欲しくて、欲しくて当時は週1で通っていたと思います。
安い時計から高い時計まで色々あると思いますが、一生物として買って使い続けるのも愛着が湧いて良いものだと思います。気になる方はぜひ「かめ吉」に「パネライ」のチェックしてみては如何でしょうか。
まじめなとけいや かめ吉のHPはこちら⇒ https://www.kame-kichi.com/
パネライのHPはこちら⇒ https://www.panerai.com/ja/home.html
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