“フリスク”サイズの超最小レーザー距離計「VOICEのVC-LD」レビュー

2020.7.5
“フリスク”サイズの超最小レーザー距離計「VOICEのVC-LD」レビュー

設計の現場調査では、図面と実際の建物の寸法等が正確に合っているか確認が必要です。違っている場合はその寸法に合わせて、図面の調整が必要となってきます。

大きい寸法を取るときには、コンベックスだけでは届かないので、レザー距離計というものを使いますが、一般的なサイズだとアイフォンくらいの大きさがあるので、常にリュックに入れておくのは重たいです。

なので、リュックに入れっぱなしにしておいても、邪魔にならないサイズで軽いレーザー距離計が欲しいと思っていました。ネットで色々探しましたが、Amazonで見つけた、このフリスクサイズのレーザー距離計が一番小さくて軽そうだったので、「今一番小さくて軽いのはこれしかない!」と思い、購入をしてみました。





超最小レーザー距離計「VOICEのVC-LD」

VOICEから発売されている「VC-LD」というレーザー距離計です。サイズは幅3.39cm、高さ7.45cm、厚み1.47cm、重量35gとフリスクに近いサイズ感のレーザー距離計になっており、価格は4,000円ほど。

届いた箱は、始めからちょっと黒く汚れておりました・・・初っ端からこの汚れがあったので、少々不安を感じつつも中を開封。

ケースの中には本体と充電用のMicro USBケーブル、ストラップが入っています。

実際手に持つと凄く軽いです。本当に軽さもフリスクと同じくらいに感じます。ボタンは小さいですが、各ボタン問題なく押しての使い分けができそうです。

操作は簡単で4つのボタンが備わっており、赤いボタンが起動・測定用となっていて、下のCLERA・OFFボタンが測定したものを消したり、電源をOFFするボタンとなっています。

起動の際は赤いボタンを2回押すと起動することができ、電源を切りたい時は CLERA・OFFボタンを長押しすると電源を切ることができます。

左右のボタンについては、設定を変更するボタンになっており、右ボタンが測定位置を本体の上端か下端かを決める機能。左ボタンが測定のモード(面積測定、体積測定、高さ(ピタゴラス)測定、距離リアルタイム測定)を選べる機能が備わっています。

本体の左側上部には、Micro USBケーブル差込口があります。差込口は水に濡れて壊れないようにゴムカバーが付いています。

左下部分にはストラップを着けられる穴が空いてます。

Micro USBケーブルで充電できるので、充電がないときには予備バッテリーとかで手軽に充電できるのが嬉しいところ。

レーザーポインタを当てる時は、少し工夫が必要

本体先端の赤く光っているところがレーザーポインタの部分となっています。ポインタの位置が下向きに付いてしまっているので、壁付けで当てると・・・

このように手前の壁にポイントが当たってしまい、間違った計測結果になってしまいます。

測るときは少し浮かせてあげたり、本体機器の向きを少し変えて測りたいところへポインタを当てて測ると良いです。

レーザーポインタを当てるとき少し気になりますが、設計で使う程度であれば、このくらいでも十分使える商品です。なんといってもずっとリュックに入れておいても邪魔にならないサイズ、重量が気に入っています。

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