Vectorworksでファイルのサイズを小さくする方法のひとつとして、種類がいくつかありますが、Vectorworks内のツールで「不要情報の消去」というツールが備わっておりますので、今回はそちらをご紹介をしたいと思います。
この記事ではVectorworks2018年度版を使用しています。

メニューよりツール⇒「不要情報消去」をクリック。

()内の数量が今不要情報と思われるリストとして、表示されております。
この中かから不要なものかどうかを判断し、OKをクリック。

消去前にどの情報が消されるのか項目で確認ができます。
確認してOKをクリック。
消去は一瞬で終わります。
使う前と使った後でどれくらい容量が変わったか比較
Vectorworksデータ 操作前11.1MB ⇒ 操作後9.51MB
PDFデータ(Vecterから取り出した) 操作前863KB ⇒ 操作後862KB
「不要情報消去」操作前と操作後でPDFデータはさほど変わらない結果となりました。
しかし、Vectorworksのデータは、1.59MBも減った結果がでました!
用紙外の図形や、同位置重複図形の消去を一括で出来るのは便利な機能だと思います。ただ必要情報も一緒に消えてしまわないかは、念のため確認した方が良いかもしれません。
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