Vectorworksで図形の面にグラデーションをつける方法

2021.7.1
Vectorworksで図形の面にグラデーションをつける方法

本日もNavynotEをお読み頂き、ありがとうございます。NavY(@neibiiii)です。

今回はVectorworksで図形の面にグラデーションをつける方法をご紹介致します。グラデーションを選択したけど、選ぶグラデーションが一つしかない…といったこともあるので、そんな時の為のグラデーションを増やす方法も合わせてこちらの記事で紹介致します。

※こちらの記事では、Vectorworks2018年度版 Windows用を使用しています。





図形の面にグラデーションをつける

図形を選択した状態で属性パレットのグラデーションを選択します。
グラデーションを選ぶには、「カラー」の部分をクリック。

リストの中のグラデーションをクリックします。

すると、図形にグラデーションがつきます。

ただ、仮のグラデーションがついてしまうので、このグラデーションの色を変える為、属性パレットの面のところをクリックします。

クリック後、このような表示が出てきます。

グラデーションの表示がひとつしか表示されていないので、左側のVectorworksライブラリから「_Default Gradients」をクリックします。

デフォルトにあるグラデーションが表示されます。数は100以上あり、クリックするとグラデーションが図形に反映されます。

別記事でライブラリのグラデーション素材について画像を一覧にしていますので、気になった方はこちらの記事もご覧になってみてください。
Vectorworks ライブラリのグラデーション素材「Attributes – Gradients」

「グレースケールGR」を選ぶとこんな感じのグラデーションになります。
グラデーションの大きさや位置を変えたい場合は「グラデーションの設定」アイコンをクリックします。

「グラデーションの設定」ダイアログが表示されるので、ここで数値を変えることで見た目を少し変えることができます。

オフセットと長さの数値を変えるとこんな感じに表示が変わります。

「オフセット」をいじるとグラデーションの開始位置が変わり、「長さ」を変えるとグラデーションの適用範囲が変わります。

オフセットと長さ、それと回転の数値を変更した場合はこんな感じの表現になります。「回転」で図形に対してグラデーションの向きを変える事が出来ます。

「逆転」でグラデーションを反転でき、「タイプ」でグラデーションの形を変形する事が出来ます。


以上、グラデーションの使い方について簡単ですがご紹介をさせて頂きました。各設定については細かくは触れませんでしたが、おおよそ必要だと思うところをメインに纏めました。ご参考にしてみてください。

次回はグラデーションの作り方についてご紹介したいと思います。

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関連記事として、Vectorworksの「グラデーション」関係の記事をご紹介致します。グラデーションの作り方やライブラリ内にあるグラデーション素材について記事にしていますので、気になった方はこちらもご覧になってみてください。

Vectorworksのグラデーションの作り方

Vectorworks ライブラリのグラデーション素材「Attributes – Gradients」