Vectorworksでの複製は「Ctrl+ドラッグ」と「Ctrl+D」が早くて便利

2021.8.4
Vectorworksでの複製は「Ctrl+ドラッグ」と「Ctrl+D」が早くて便利

本日もNavynotEをお読み頂き、ありがとうございます。NavY(@neibiiii)です。

図形や文字を複製をするのにコピペや複製、配列複製といった複製方法がいくつかありますが、その中でも一番早くて便利だと思うのが「Ctrl+ドラッグ」と「Ctrl+D」のショートカットを組み合わせた複製方法です。今回はその方法についてご紹介。

※こちらの記事では、Vectorworks2018年度版 Windows用を使用しています。





「Ctrl+ドラッグ」「Ctrl+D」を使った複製方法

図形を選択した状態で「Ctrl+ドラッグ」で図形を移動させ、任意の場所でキーを離すと図形を複製することができます。

さらに「Ctrl+D」キーを押すことで同じ移動距離で複製することが可能です。連続で押すたびにどんどん同じ図形を同じ距離で増やしていけます。

ただこの際に他の部分をクリックしたりするとコピーした記録が無くなるので複製ができなくなります。

このような感じで目安となる図形を基準に複製していくととても楽です。
僕の場合、この複製方法を使うことが多いです。

こんなやり方もあります。

「tab」キーを押すことで数値を指定した複製もできます。

図形をドラッグした状態で「tab」キーを押します。すると数値入力の項目が出るので、ここに任意の数値を入力し「Enter」キーをクリックします。

入力した数値の距離を示した赤い点線のガイドが表示されます。この際に「Ctrl」キーを一緒に押しながら「Enter」キーをクリックすることで複製ができます。

逆に言うとここで「Ctrl」キーを押さなければ、元図形を移動させただけになります。

そして同じように「Ctrl+D」キーを押すことで図形を増やしていけます。

図形以外にも文字や線、寸法線などの複製にもドラッグコピーを使うことが可能です。僕の場合、配列複製でコピーを行うよりもこのドラッグコピーの方が早くて便利なので多用しています。ご参考にしてみてください。

「Ctrl+D」キーで同一場所に複製されてしまう場合

「Ctrl+D」キーで同一場所に複製されてしまう場合は「ずれに伴う複製」にチェックを入れると解決できます。詳しくは下記記事でご紹介しております。

Vectorworks 「Ctrl+D」で同一場所に複製されてしまう場合は「ずれに伴う複製」にチェックを。