Vectorworks 3D「透視投影ビューをクロップする」の機能が見つからない場合の対処方法

Vectorworks 3D「透視投影ビューをクロップする」の機能が見つからない場合の対処方法

本日もNavynotEをお読み頂き、ありがとうございます。NavY(@neibiiii)です。

Vectorworksの3Dパースでは「透視投影ビューをクロップする」という機能を使いますが、今回はその機能の項目が見つからない場合の対処方法についてご紹介したいと思います。

※こちらの記事では、Vectorworks Fundamentals 2022年度版 Windows用を使用しています。





「透視投影ビューをクロップする」とは

「透視投影ビューをクロップする」を使わない場合
「透視投影ビューをクロップする」を使った場合

そもそも「透視投影ビューをクロップする」という機能は透視投影ビューで3Dの表示範囲を指定してするのに用いる機能です。カメラの画角を決める枠とイメージすると分かりやすいかと思います。

この機能を使うことで範囲を絞ったアングルを作成することができ、無駄なレンダリングを減らし、効率を上げる事ができます。

「投資投影ビューをクロップする」を使うには

「投資投影ビューをクロップする」を使うにはファイル設定で行います。まず「メニューバー」→「書類設定」→「ファイル設定」をクリックします。

「ファイル設定」のダイアログが表示されます。タブを「画面」に切り替えて「透視投影ビューをクロップする」にチェックを入れてOKをクリックします。

これで「透視投影ビューをクロップする」が適応され、3Dの表示を範囲絞ることができるようになります。クロップの四隅にある黒いL型マークを移動させるとクロップの範囲を変えることができます。

「透視投影ビューをクロップする」の表示がない場合

もし「透視投影ビューをクロップする」の表示がない場合、同じファイル設定のレガシー2D機能という部分の設定を変えることで「透視投影ビューをクロップする」の項目を表示させることができるようになります。

その方法ですが、まず、タブの「レガシー2D機能」をクリックして切り替えます。

「レガシーの2D機能を有効にする」にチェックを入れ、OKをクリックします。この時、OKをクリックしたことでダイアログが自動的に閉じられます。

再度ファイル設定ダイアログを開き、画面タブに切り替えてみると「透視投影ビューをクロップする」の項目が一番下に表示されています。あとはチェックを入れることで機能が使えるようになります。

以上、Vectorworks 3D「透視投影ビューをクロップする」の機能が見つからない場合の対処方法についてでした。少しでも参考になれば嬉しいです。