Vectorworks 線分を結合コマンドを使って線を繋げる

2023.11.12
Vectorworks 線分を結合コマンドを使って線を繋げる

本日もNavynotEをお読み頂き、ありがとうございます。NavY(@neibiiii)です。

今回はVectorworksで線と線とを繋ぐ際に便利な「結合コマンド」の使い方についてご紹介致します。

※こちらの記事ではVectorworks Fundamentals 2022年度版 Windows用を使用して記事を書いてます。





線分を結合コマンドの使い方

操作手順

❶結合したい線を選択します。

操作手順を動画で見たい方はこちらをクリック



❷メニューバーの「加工」から「線分を結合」にカーソルを合わせ、横に表示されたリストから「結合(直)」をクリックします。

よく使うので、ショートカットキーの「Ctrl+J」を覚えてしまいましょう。


線の端と端が繋がります。


動画で操作手順を確認する

こちらの動画でも操作手順を確認できます。



二重に引いた線も結合コマンドで繋げることができます。

結合コマンドの種類について

結合コマンドには「結合(直)」「結合(R)」「結合(T)」の三種類のコマンドがあります。

上の動画では、基準図形への「結合(直)」「結合(R)」の2つの異なるコマンドを使用した場合の違いを解説しています。「結合R」については壁ツールを使う際に扱うコマンドですので、説明は省きます。

  • 結合(直):直角に線を結合するコマンド。

  • 結合(R):角Rで線を結合するコマンド。ただし二重線に限る

  • 結合(T):壁ツールで描いた線を結合するコマンド。

ここでは、結合(直)のショートカットキーの「Ctrl+J」だけ覚えて使えるようになっておけば十分です。

結合位置や選択の仕方による違い

結合コマンドで結合する際、結合する線の数や結合する位置、選択の仕方によって結合結果が変わってきます。


結合する際のポイントはこちら

  • 二重線はT字・十字に結合できる

  • 結合する線の中心から寄っている端部の方に結合される

  • 2本線だけ選択した場合は直角に結合される

  • グループになっている線だと結合できない(グループ解除すれば結合できる)

まとめ

結合コマンドについてご紹介をさせて頂きました。ショートカットで楽に線の結合ができるので、ぜひ活用してみてください。結合ツールの方が使い易い場面もあるので、コマンドとツールを使い分けると効率よく作図できると思います。