Vectorworks 図面の印刷方法

Vectorworks 図面の印刷方法

本日もNavynotEをお読み頂き、ありがとうございます。NavY(@neibiiii)です。

今回はVectorworksの図面の印刷方法についてご紹介致します。(Vectorworksから直接プリントを行う)

※こちらの記事では、Vectorworks 2018年度版 Windows用を使用しています。





Vectorworks 図面の印刷方法

「メニューバー」→「ファイル」→「プリント」をクリックします。※ショートカットキーはCtrl+P。プリントのPと覚えると良いです。

「印刷」ダイアログが表示されます。
各項目について下記に纏めてみました。


プリンター

「プリンター名」
・ドロップダウンリストから使用するプリンター名を選択します。

「プロパティ」
・使用するプリンターの印刷設定を行います。
右図のようなプリンターの印刷設定ダイアログが開かれるのでここで設定を行います。使用されるプリンターによって設定は異なると思いますが、基本的に原稿のサイズ、原稿の向き、カラーモードの設定を行うくらいかなと思います。


ページ範囲

「すべて」:用紙全て
「ページ指定」:指定したページのみを印刷したいときに指定します。
「現在のページ」:表示中のページのみ印刷します。


部数

「部数」
・部数を増やすことができます。
・部単位にチェックを入れると部単位での印刷が可能です。


Vectorworks

「グレイ表示のレイヤ/クラス出力濃度□%」
・グレイ表示の濃さを変えることができます。


「画面の解像度で模様をプリント」
・図形の面に適用した模様の表示がうまくでない場合にクリックすると表示できるようになります。模様を使う場合はチェックが無いと印刷時に模様箇所が変なことになるので、チェックを入れておくとよいです。(ちなみに私は入れたり入れなかったりです。模様を使った際にプリントしたら変だ…と気づいたときにチェックを入れるくらいの感じで使っています。)

「イメージをビットマップでプリントする」
・プリントの処理速度も遅くなるかもしれない為、基本的にこれはチェック入れなくていい機能かなと思います。私も使用したことない機能です。。


「プリント前に表示が古いビューポートを更新」
・チェックを入れておくと良いかと思います。

「プリント前にリセットが必要なオブジェクトをリセット」
・チェックを入れておいて良いかと思います。

「プリント前にワークシートを再計算」
・チェックを入れておくと良いかと思います。※再計算したくない場合があればチェックを外す必要があります。



印刷の設定が終わったらOKをクリックします。

印刷が始まります。

以上、Vectorworks 図面の印刷方法のご紹介でした。ご参考にしてみてください。

関連記事:印刷ズレの解決方法

上画像のように用紙範囲が二重になり、印刷で図面や画枠が見切れてしまう場合、用紙設定・プリンター設定を変えると改善できます。方法についてはこちらの記事でご紹介しているので、よかったらご覧になってみてください。

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