本日もNavynotEをお読み頂きありがとうございます。NavY(@neibiiii)です。
設計職をしていると、制作物のビスやボルトの太さを決めることがあります。僕は意匠設計がメインなので、そこまでの設計図を描くことは少ないのですが、時々、詳細まで詰めて指定することもあります。
僕の場合、設計を進めていく上で図面をいきなり描きはじめるというよりも、まずは何か実物を参考にして、イメージを整理してから設計をするということが多いです。
ビスやボルトなんかも引出しに入れてあるので、手元に出して「どのサイズにしようかな・・」なんて考えることもあったります。
ただ、ビスやボルトの頭ってほんとんどが円形なので、これをスケールで測ろうとすると、分かりづらいんですよね。なので、そんなときに使えるノギスがずっと欲しいと思っていました。
ノギスとボールペンが合体したペン「メッソグラフ」
ちょっとしたときにノギスを使いたい、でもオシャレなのが良い。そんな僕好みのノギスに出会いました。
CLEO SKRIBENT(クレオ・スクリベント)というドイツの筆記具ブランドの「メッソグラフ」というノギス付きボールペンで、ネットで見つけ、3000円ほどで購入しました。
完全にノギスとボールペンが一体化した、ちょっと変わったモノ。
以前買ったシャープペンとサンスケが合体したシャープサンスケを彷彿とさせるペンです。
三角スケールであり、シャープペンシルでもある「シャープサンスケ」レビュー
素材は金属製で、光沢のあるメインボディ。
ペンクリップ部分がスライドできるようになっていて、ノギスとして測ることができます。
ボディ部分にはmmとinchの数値が刻まれてあります。
ノギスとして測ってみる
定規やスケールで測りづらい円形の物は、やはりノギスなだけあって測りやすいです。ジョウ(クチバシのようになっている測定部分)は短めですが、小さいビスやボルト程度であればこのペンで十分な感じ。
スチールアングルの厚みも挟んで測れる。
バーニアスケールが付いているので、小数点以下1桁まで計れますが、若干0点ズレをしている為、このスチールアングル t=3.2mmもずれている気がします。
このズレについては、ちょっと残念なところ。
ただ、僕の仕事ではさほど大きな影響はないので、このノギスで十分事足ります。
ペンとして書いてみる
ペンとして書くことに問題はないですが、書き易いか?と聞かれれば、「書き易くはない」という回答ですね。
その理由は、この平たい六角形型の断面形状です。この形状なのでどうしても指にはフィットしない為、少し持ちづらい感じがあります。
とはいえ、このペンには持ち易さという部分を求めてはいなかったので、僕としては気になりませんでした。
タイヤゲージとしても使える
これは買ってから知りましたが、ペンクリップをペン先端にスライドさせ、車のタイヤに当てて計測することができ、タイヤゲージの役割もできるようです。
基本的に僕はシンプルなモノが好きなのですが、こういう工具的で機能的なアイテムを見るとついワクワクしてしまいます。
気になった方はチェックしてみては如何でしょうか。
次に読むなら「シャープサンスケ」の記事
ペン繋がりで、三角スケールとシャーペンが一体化したシャープサンスケです。
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