本日もNavynotEをお読み頂き、ありがとうございます。NavY(@neibiiii)です。
設計者である僕にとって作図やスケッチを描く上でペンは欠かせないモノのひとつで、特に建築機能持ったペンを見ると目がなくなります。
これまで建築的なペンとしてメッソグラフやシャープサンスケを買ってきましたが、また新たに機能的で格好良いペンを見つけてしまいました。
この記事の目次
多機能ボールペン「TROIKA CONSTRUCTION」
ピンと来てすぐにカートに入れてしまったのが今回のアイテム。TROIKAというヨーロッパのブランドのボールペンです。“CONSTRUCTION=建設”という文字と図面の描かれてパッケージが目立ちます。
配色といい日本ぽくない感じが出ているなと感じます。
色はブラックゴールドを選びました。本体のブラック色にゴールドのメモリ色が刺し色となり、高級感があります。
形状は六角形で、パッと見は普通のペンのように見えますが、5つの機能を持った多機能ボールペンです。
機能1. 縮尺定規になる
一つが縮尺メモリの入った定規としての機能です。縮尺は1:20、1:50、1:100の3つとINCHの面があります。
メモリの先頭は1/20・1/50はペンの上にあり、1:100とINCHはペン先にあります。INCH表示を分かり易くする意図で向きを反転させているのかもしれませんね。
6角形なので、メモリ部分がぴたっと紙に付かず浮いた状態でメモリを見ることになるので、ざっくりと線を描いたり、図面の長さを読んだりはできます。
正確に使うというよりは、困ったときに使う程度の気持ちにしておくとよさそうです。
機能2. タッチペンになる
天辺にはTRPOKAのロゴマーク。丸くなったところがゴムになっていてタッチペンとしての機能があります。
絵を描いたりするにはゴムの部分が大きいので、画面移動くらいには使えそうな感じです。
機能3. +-ドライバーになる
キャップ部分を回すプラスドライバーが登場します。この工具ツールぽい感じはかなり男心をくすぐられます。
先端を引っこ抜くと…
ミニマムなプラスとマイナスのビットが出てきます。向きを入れ替えることでプラスドライバーにもマイナスドライバーにもなります。
ビットの中間のところにある丸い部分がボールキャッチになっていて、ペン頭に差し込んだときに軽くはまるので、抜け止めになっています。
小さいビスをまわすのにちょうどいい
機能4. 水準器になる
日常で困ることは少ないですが、一年に1回ほど欲しい時がある水準器。日ごろ常に持っているペンと一体化されているのはありがたいです。
工具らしさを感じさせる機能のひとつですね。
機能5. ボールペンとして使う
ペン先を回すとボールペンの先が出てきます。
ペンの形が六角形なので握り心地の良さは無いのですが、嫌な感じもないんですよね。僕の手は小さい方なので指先がちょうど六角形の辺にピタッとはまる感じです。
ペンの交換をする際はペン先を引き抜くとリフィルの交換ができます。
困った時の多機能ペン
金額が少し高くても長く使えるモノは買うべきという感覚があるので、このペンもそのうちの一つとなりました。特に縮尺メモリとドライバーの組み合わせはかなり嬉しいポイント。困った時に助けてくれるドラえもんの秘密道具のようなアイテムです。