以前「独学で3ds Maxを使って“中国飲食店”の3Dパースを作成しました。」という記事を書きましたが、独学といっても何も見ずに作った分けではなく、参考書やネットの情報を参考にして、徐々に覚えていきながら3D作りました。
元々僕は、Vectorworksで3Dを作っていて、そこから3Dのクオリティを追求したいと思い、3dsmMaxに移行したのですが、正直パース作りの基礎があるので簡単かなと思っていたのですが、Vectorworksと3dsMaxでは、3Dのモデリングやマテリアル、レンダリングなんかは操作や設定の考え方に結構違いがあったので、かなり苦戦をしました。
ほんとVectorworksの3Dに戻ろうかなと思ったくらい初めの方は覚えるのが大変でした。今回はそんな挫けそうな時に何度も読み返した本です。
超入門 3dsMax建築ビジュアライゼーション
「超入門 Autodesk 3dsMax建築ビジュアライゼーション」という、3dsMax初心者向けの本。2013年に発売で2,800円ほどの価格です。
この本は超入門という事で、戸建て住宅と小さな飲食店を一から作りながら覚えていける本となっています。目標とする建物を作りながら覚えていけるので、何の為にこの機能を覚える必要があるのか、それを分かり易く纏められています。また、どんどん建物の形が出来上がっていくので、楽しみながら学べると思います。
一番この本で良かったポイントは画像が凄く多く載っているところです。僕は文章よりも画像とかで覚えたいタイプなので、これはほんと見易くて嬉しかったです。
本の大きさもA5サイズで200ページほどのコンパクトな本になっているので、カバンに入れて持ち歩きも全然苦にならないサイズ感なので、外で勉強するにも良かった本だなと思います。
3dsMaxの超入門に相応しいと思えたオススメの1冊です。
3dsMax Design ビジュアルリファレンス2
もう一冊のオススメが3dsMaxで良く使う機能を解説した「Autodesk 3dsMax Design ビジュアルリファレンス2」という本で、5,000円ほどの少し高めな本です。
こちらの本は建築に特化している訳ではなく、3D全般のことについて纏められているので、主に逆引き辞典のような使い方をしていました。
本の後半に索引ページがあり、そこから知りたい情報を見つけ、分からない機能について調べることができます。
この本も画像が多く載っていて分かり易かったです。
450ページほどの分厚い資料になっているので、かなりの情報が詰め込まれています。こちらは重い本なので家に置いといて、調べ物をするときに使うくらいにしていました。
最近だと電子書籍の参考書籍もあるかもしれませんが、本の良いところは、書き込みや付箋を貼ったりと分かり易く自分好みに纏められるところかなと思います。僕の本も紙の途中とかには当時のメモ書きがあったりして、その書き込みを見て作り方を思い出したりもします。
気になった方はこの本をぜひチェックしてみてださい。
関連記事:僕が独学で作った3ds Maxパース
冒頭でも少し触れさせて頂いた中国飲食店を3ds Maxでパースを作ったときの記事をご紹介したいと思います。
これから、3dsMaxをやってみたいと思っている人の参考になれたら嬉しいです。
独学で3ds Maxを使って“中国飲食店”の3Dパースを作成しました。