木毛セメント板でティッシュケースを作りました。

2021.6.26
木毛セメント板でティッシュケースを作りました。

本日もNavynotEをお読み頂き、ありがとうございます。NavY(@neibiiii)です。

これまでティッシュ箱は買ってきた物を、そのまま机に置いて使っていたのですが、ティッシュ箱のデザインって結構主張の強い物が多くて、生活感を感じるのが少し気になっていました。

それからティッシュケースという選択肢を考えたのですが、なかなか我が家に合いそうなティッシュケースが見当たらなかったので、いっそのこと、自分で作ってしまえばいいのではと思うようになり、オリジナルのティッシュケースを作ることにしました。

よくある木製や鉄製のティッシュケースだとありがちなので、今回は「面白い素材」というコンセンプトにしたくて、色々素材を考えた末、我が家にも合いそうでティッシュケースでは見たことの無い、木毛板セメント板という素材をピックアップして作ってみました。





木毛セメント板のティッシュケース

完成した木毛板セメント板で作ったティッシュケースです。木毛セメント板は屋根や外壁、床等の下地材として使われているものですが、昨今では仕上げ材としても良く使われる素材の一つになっています。

ティッシュケースの設計デザインは僕が考えて、作りについてはお世話になっている施工会社さんにお願いして作って頂きました。

ティッシュケースのサイズはW270mm×D150mm×H80です。今回はティッシュ箱(スコッティフラワーボックス)160組用を目安にしている為、少し小さめの高さ設定としています。

素材の木毛セメント板は厚みt15mmの物を使用しています。メーカーや製造ロットの違いにより変わってきますが、少し黄色味があります。木の目の感じはOSBに少し近いような感じがあります。他の木毛セメント板と比べると細かい印象です。

蓋部分には長細い開口が開いていて、上からティッシュが取れます。

蓋を取ると箱の方にティッシュケースが入れられるようになっています。

作りはシンプルで、箱と蓋といった作り。材の性質上触るとポロポロするので、塗装を塗り重ねしています。

塗装色は無骨な感じを出したかったのでクリア塗装(艶無し)を選択しました。素材の表情が凄く出ていて気に入っています。

もし、また作るなら白やグレーで塗ってみるのも良さそうです。

角はトメ加工でエッジが出る感じに。木毛セメント版の荒々しい感じが角がピシッと決まることで、ケースとして整った感じになったと思います。

暫く使ってみて使い心地などについてはまた書こうかなと思います。

こんな感じで趣味でモノやデザインしたものをストアで販売していますので、気になった方は覗きに来ていただけると嬉しいです。

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